メディプラスゲル保湿

水溶性ビタミンC誘導体の特徴とそれが含まれた化粧水の効果は?

さまざまな種類のあるビタミンC誘導体。

今回は

「水溶性ビタミンC誘導体」

について解説します!

 

水溶性ビタミンC誘導体は化粧水に配合される

ビタミンCはそのまま(=ピュアビタミンC)では不安定なため、水に混ぜると分解され、酸化してしまいます。

しかしビタミンC誘導体であれば水に溶かしても分解されずに存在し、お肌に浸透した場合にのみ、お肌にある酵素と反応してビタミンCに変化します。

ですからスキンケア製品に含まれるビタミンCは誘導体という形で配合されているのが一般的です。

ここで説明する水溶性ビタミンC誘導体は、水溶性(=水に溶ける性質がある)ですから、化粧水や水分を多く含む美容液に配合されています。

クリームには配合されません。

 

リン酸ビタミンC誘導体の特徴

水溶性の中で比較的浸透力が高いのが「リン酸ビタミンC誘導体」です。

一番の特徴は即効性があること。皮膚内でビタミンCに変換させるための酵素を多く持っているため、ピュアビタミンCに戻る確率も高く、すぐにビタミンCに変わります。

またピュアビタミンCの8倍の浸透力を持っています。

また12時間程度の時間をかけて徐々に分解されビタミンCへと変換されます。

デメリットとしては、肌が乾燥しやすいこと(皮脂をコントロールするという意味ではメリットになります)。

また注意すべき点は、紫外線に弱いため冷蔵保存することです。

リン酸ビタミンC誘導体は、さらに以下の2種類に分けられます。

 

APS(アスコルビルリン酸ナトリウム)

アスコルビン酸(=ビタミンC)にリン酸基を結合させ、さらにナトリウム塩を加えたもの。

皮膚に吸収された後、酵素によってビタミンCとリン酸ナトリウムに分解されます。

美白というよりは、ニキビ等を炎症を抑えたい人におすすめです。

また、アスコルビルリン酸マグネシウムに比べると刺激を感じるという人もいますので、注意が必要です。

 

APM(アスコルビルリン酸マグネシウム)

よく美白化粧水に使われているのがアスコルビルリン酸マグネシウム。

皮膚に吸収された後、酵素によってビタミンCとリン酸マグネシウムに分解されます。

マグネシウムには皮膚のバリア機能を高める働きがありますので肌にとっては一石二鳥です。

ただAPMは値段が安くはないので、3000円以上の化粧水に配合されていることが多いです。

 

2-O-グリセリルアスコルビン酸の特徴

「2-O-グリセリルアスコルビン酸」はビタミンCにグリセリンを結合させた誘導体。

2013年ころから出てきた比較的新しいビタミンC 誘導体です。

グリセリンは保湿成分ですので、他の水溶性ビタミンC誘導体よりも肌の乾燥が抑えられることが特徴です。

また、安定性が高いため、高濃度で化粧水に配合することができます。

コラーゲン産生促進効果、メラニン産生抑制効果も認められていますので、積極的に美白したい人、ハリを維持したい人におすすめです。

浸透力や角質層にとどまる時間はAPSやAPMと同じと言われています。

 

アスコルビン酸グルコシドの特徴

もっともポピュラーな水溶性ビタミンC誘導体が「アスコルビン酸グルコシド」。

ビタミンCにグルコース(糖)を結合させ安定性を高めたものです。

ドラッグストアなどで販売されている1000円前後の化粧水に配合されているビタミンC誘導体といえば、このアスコルビン酸グルコシドです。

1~2%配合されているものが多く、熱にも光にも強いので常温で保存できるので「安定型」 ビタミンC誘導体と言われます 。

リン酸型のように即効性はありませんが、ビタミンCへの変換は24時間と長いです。

しかし、アスコルビン酸グルコシド を分解する酵素(α-グルコシダーゼ )が人の皮膚にはあまり存在しないため、美白にはほとんど効果がないというのが現状です。

 

アスコルビン酸エチルの特徴

アスコルビン酸にエチル基を結合したビタミンC誘導体です。

即効性、持続性、安定性、浸透性を兼ね備えた優秀な誘導体です。

 

即効性持続型

特筆すべきは皮膚内の酵素を必要としないでビタミンCとして作用することです。

他のビタミンC誘導体は、酵素によってビタミンCに変換されたり、されなかったりしますが、酵素を必要としないので、即効性に優れているのです。

また、ビタミンCへの変換は72時間かけて行われます。

アスコルビン酸エチルは「即効持続型」のビタミンC誘導体なのです。

 

水溶性なのに真皮まで浸透する

一般的に水溶性ビタミンC誘導体は表皮にしかとどまらず、真皮までは到底たどり着きません。

しかしいくつかの研究によると、アスコルビン酸エチルは真皮層へ1%以上届いていることがわかっています。

水溶性であるにもかかわらず浸透性にとても優れているのです。

 

美白、シミ予防、コラーゲン生成効果もあり

表皮基底層の黒褐色化を防ぐ作用があることがわかっていますので、シミ予防を積極的にしたい人には特におすすめです。

もちろん美白効果、コラーゲン生成作用もありますので、美肌を目指したい人にはもってこいです。

万能なアスコルビン酸エチルですが、それだけに配合されているスキンケア製品は値が張るものが多いです。

また、高濃度では刺激、乾燥、赤みが出る人もいますので、敏感肌の人は様子を見ながら使用してください。

 

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