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新型ビタミンC誘導体の特徴とそれが含まれた化粧水の効果は?

色々な種類があるビタミンC誘導体。

今回は

「新型ビタミンC誘導体」

について解説します!!

 

新型ビタミンC誘導体とは

水溶性と油溶性の性質を両方もったビタミンC誘導体が新型と呼ばれるものです。

水にも、油にも溶ける(両親媒性と言います)ため皮膚からの吸収率が高いというメリットがあります。

新型ビタミンC誘導体と言われるものには主に3種類あります。

それぞれについてみていきましょう。

 

パルミチン酸アスコルビン酸3Na(APPS)の特徴

一つ目は「パルミチン酸アスコルビン酸3Na(APPS)」。

アスコルビン酸(=ビタミンC)にリン酸とパルミチン酸を結合させたものです。

アプレシエと呼ばれていて、昭和電工によって2000年頃開発されました。

水溶性のおよそ15倍、油溶性のおよそ5倍の浸透力があることから、進化型、高浸透型などとも言われます。

 

メリット

刺激が少ない

刺激も少なく、肌の奥深くまで届くため、真皮内で発生する活性酸素を除去する作用(アンチエイジング効果)も高いという研究結果が出ています。

 

即効性がる

また即効性もあり、持続性も高いのでシミ・シワにも効果が高く人気があります。

 

いろんな化粧品に配合できる

水溶性かつ油溶性なので、化粧水にもクリームにもジェルや美容液などにもさまざまな化粧品に配合できるというメリットもあります。

 

デメリット

安定性が悪い

それは安定性が悪いという点です。

APPSはもともと粉末ですが、水、空気、光に弱いので冷蔵保存しなくてはいけません。

また粉末では水に混ぜてから1ヶ月以内に使い切らなければいけないことがほとんどですので、注意が必要です。

市販されている化粧品としては最大配合濃度は1%が現状です。

肌への浸透性が高いので高濃度である必要がないということもありますが、安定性が悪いので高濃度で配合できないのです(濃度が高くなればなるほど安定性が悪くなります)。

 

肌への影響

開封してから、あるいは自分でAPPS粉末を水に混ぜてから、1ヶ月以上が過ぎると酸化がすすみます。

その間にAPPSが分解されてできた「パルミチン酸」がニキビの原因になると言われています。

安定性が悪く、肌へ及ぼす悪影響の可能性を考えると、自宅で毎日のスキンケアに取り入れるというより、美容サロンや皮膚科できちんと管理されたAPPSを使ったほうが安心かもしれません。

あるいは、APPSの安定性を高めた加工がしてあるかどうか、確認してから購入しましょう。

 

 

イソステアリルアスコルビルリン酸2Na(APIS)の特徴

もうひとつの新型ビタミンC誘導体は「イソステアリルアスコルビルリン酸2Na(APIS)」。

東洋ビューティーという会社が開発したもので、水溶性ビタミンC誘導体にイソステアリルリン酸エステルを結合させています。

 

APPSとの比較(メリット)

安定性がある

APISはAPPSに比べて安定性が良いことが一番の特徴です。

APPSのように冷蔵保存をしたり、使用期限を気にする必要がありません。

 

即効性がある

APPSは皮膚の中でビタミンCへ変換されるのに2つの酵素が必要ですが、APISは皮膚内に豊富にある1つの酵素だけで変換されます。

ですからより即効性が期待できるわけです。

 

浸透性が2倍

APISは浸透性もAPPSの2倍と言われています。

 

APPSとの比較(デメリット)

安全性

安全性の面で言うと、APISはまだ新しいビタミンC誘導体ということもあり、未知の部分があります。

皮膚に入ってから分離されるイソステアリルアルコールは、もともと体内にある成分ではありません。

APPSで分離されるパルミチン酸はもともと体内に存在するので、今のところAPPSのほうが安全性は高いと言えるのです。

 

価格が高い

価格が高いのもひとつのデメリットと言えます。

高いがゆえに、あまり商品化されていません。

 

カプリリル2-グリセリルアスコルビン酸(GO-VC)の特徴

3つ目の新型ビタミンC誘導体は「カプリリル2-グリセリルアスコルビン酸(GO-VC)」。

水溶性ビタミンC誘導体にグリセリンとオクタノールを結合させたものです。

グリセリンが配合されているので保湿効果が高いこと、また、アクネ菌に対して抗菌作用のあるオクタノールが配合されているのでニキビに効果があることが特徴です。

 

メリット

安定性が高い

安定性も高いうえに、メラニン生成抑制作用(美白効果)、コラーゲンなどを生成する線維芽細胞を増やす作用(アンチエイジング効果)も認められています。

 

デメリット

浸透力が劣る

オクタノールの油溶性がパルミチン酸より低いので浸透力がAPPSに比べれば劣ること。

 

安全性は保証されていない

また、APISのイソステアリルアルコールと同様、オクタノールの肌に対する安全性についてはまだ詳しくわかっていないのが現状です。

 

新型ビタミンC誘導体は一長一短

両親媒性である新型ビタミンC誘導体はそれぞれメリットとデメリットがあります。

肌につけるものですから効果よりも安全性を一番に考え、

自分に合ったビタミンC誘導体を適量使って、美肌を目指しましょう。

 

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