”飲用温泉水”って販売されてるけど飲むとどんな効果があるの?
最近、温泉地などで飲用温泉水が販売されているのをよく見ます。
温泉が万病に効くと言われているのは有名ですが、その温泉水を直接飲むことは私たちの体にどのような影響があるのでしょうか?
そして、いったいどんな効果が見込めるのか?
今回は飲む温泉水の謎について調べてみました。
また飲むだけでなくスキンケアにも温泉水が配合されたものも販売されています。
その中でもオールインワンゲルの『メディプラスゲル』は美容効果が高いといわれている玉造温泉水が配合されているのでおすすめですよ♪
飲む温泉水って?
日本は数多くある火山のおかげで、世界有数の温泉大国。
そんな日本でも温泉水を飲むという行為はそれほど一般化されていません。
しかし、ヨーロッパでは温泉水を飲むことはかなり一般的であり、
鉱泉法
飲泉法
という名前の治療法として古くから知られています。
でも、今まで普通に温泉を楽しむ以外の習慣がない人にとっては温泉水を飲むなんてなんだか怖いことですよね。
販売しているものならまだしも、最近は温泉地で直接汲んで持って帰る設備などを見ることもあります。
変なもの混じってるんじゃないの?
衛生面は大丈夫なの?
そんな声が聞こえてきそうです。
まずは温泉水の成分から説明していきましょう。
温泉水の成分
温泉の定義
温泉水の定義からお話しなければなりません。
温泉とは普通の水とは異なる天然の特殊な水(鉱泉)やガスが湧出したもの。
温泉法という法律に定義された温泉は、ガス性以外の溶存物質
遊離炭素
リチウムイオン
ストロンチウムイオン
バリウムイオン…
などなど、計19種類の物質のうちどれか1つ以上の物質についてそれぞれ定められた値以上含まれていること、とされています。
ある特定の物質が決められた量以上含まれていれば、それは温泉なのです!
温泉に含まれる代表的な成分
温泉に含まれる代表的な成分は
・ナトリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・硫黄
・鉄
・二酸化炭素
・硫酸ナトリウム
などなど
まだまだほかにもたくさんあります。
そのなかのうち、
・ナトリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・硫黄
・鉄
は私たち人間にとって必須のミネラル。
ミネラルは体内で作ることができないので、口からでしか摂取することができません。
そんなミネラルを豊富に含んだ温泉水。
なんだか温泉水の魅力がぐっとあがりますよね。
そもそも温泉水って飲んでいいもの?
けれど、そもそも「温泉水を飲む」こと自体に抵抗がある人も多いでしょう。
温泉水って、普通に飲んでいいものなのでしょうか?
結論から言うと、
飲める温泉
飲めない温泉
があります。
当然、みなさんが普通に浸かっている温泉をガブガブ飲むなんていうのはNG。
飲料用として販売されているもの以外だと、飲料泉や温飲泉という表記があって専用に整備されたものならば飲んでも大丈夫。
自然の湧水や井戸水などの天然水と大きく変わるものではありません。
ただ温泉によっては臭いの強いものもあるので、そういう意味で飲みづらい、抵抗を感じる、という場合はあるでしょう。
さて、本題です。
実際、温泉水を飲むことでどのような効果を得られるのでしょうか?
温泉水を飲むとどんな効果があるの?
温泉水を飲むことにより、その成分を効率よく体内に取り込むことができます。
効果は泉質によって異なりますが、大まかには
・便秘の改善
・整腸作用
・肥満
・消化器の不調
・生活習慣病の予防
・胆石
・リウマチ
・イライラの緩和
などに効くと言われています。
もちろん、美肌効果もあり!
美容と健康をかなえる頼もしい存在というわけです。
成分ごとの効果
具体的にいくつか成分ごとの効果を確認してみましょう。
ナトリウムの効果
ナトリウムは体内の水分量を調節や、神経と筋肉を正常に動かす役割をしています。
ナトリウムが不足すると
新陳代謝の低下
筋力の低下
けいれん
神経障害
までも起こす恐れがあります。
現代の食生活では意識して摂りすぎる必要はありませんが、むくみなどに悩んでいる人には有効ですね。
カルシウムの役割
カルシウムはご存知の通りそのほとんどが骨の成分となります。
そのため、カルシウムを積極的に摂取することは骨粗鬆症の予防につながります。
また、私たちの体はカルシウムが不足すると骨を溶かしてカルシウムを直接血管の細胞内に取り込むという働きをするのですが、
そのカルシウムが血管内で蓄積して硬くなり、結果的に高血圧を引き起こすこともあります。
それを防ぐためにはきちんと必要量のカルシウムを摂取すること。
イライラを解消する作用もあるため、高血圧の人にはぜひ心がけてほしいですね。
マグネシウムの効果
マグネシウムは体内で様々な役割をします。
たんぱく質の合成
エネルギー代謝
血圧調整
体温調整
血糖値の調整
など。
よって、マグネシウムを摂取することは
高血圧
高脂血症の予防
血糖値の改善
などに効果があります。
また、便を柔らかくする作用もあるため、便秘改善にも効果がありますね。
硫黄の効果
温泉の独特のにおいのモトである硫黄。
硫黄は主に髪の毛や皮膚などを構成するたんぱく質の成分と関わりのあるミネラルです。
硫黄が不足すると皮膚や髪、爪などに障害を起こすと言われており、美容のためにも積極的に摂取したい成分です。
また、
ニキビの予防
改善水虫
疥癬の治療
などに効果があると言われています。
鉄の効果
鉄分の主な働きは赤血球内のヘモグロビンの主成分として酸素を運ぶこと。
また、筋肉のエネルギー代謝や細胞内のエネルギー生産にもかかわっています。
鉄が不足すると
貧血
食欲不振
胃腸の不調
神経過敏
など様々症状が表れます。
美容と健康のため、欠かすことのできない成分だといえますね。
このように成分による効果は様々です。
特定の効果を得たい場合は、事前に温泉水の効果を調べておくことをおすすめしますね。
こんな人におすすめ!
温泉水の効果がわかったところで、こんな人にはぜひ温泉水を飲んでほしい!というのを紹介します。
便秘や胃腸の不調に悩んでいる人
女性に多い便秘。
その解消に温泉水はぴったりです!
より日常的に温泉水を取り入れたければ、ご飯を炊くときや煮物を作るときに使用するというのもありですね。
気持ちを落ち着けたい人
常にイライラしてしまったり、不安な気持ちで押しつぶされてしまいそうなとき。
温泉に浸かって心身ともにリラックスするのもいいですが、温泉水を直接取り込むこともおすすめです。
健康と美肌を同時にかなえたい人
定期的に温泉水を飲むことは、病気を予防して健康な体を維持する力になるでしょう。
それだけではなく、その豊富なミネラルによってコラーゲンを強くしたり、シミやそばかすを防ぐ作用もあります。
また、脂肪燃焼や基礎代謝をアップしたりエネルギー代謝を促進する働きもあるので、ダイエットにも効果的ですね。
まさに、健康と美容をかなえたい女性にはうってつけだと言えます。
温泉水を飲むときの注意点
温泉水を飲むことには多くのメリットがあります。
しかし、だからと言って無制限に飲みたいだけ飲めばいいというわけではありません。
温泉水を飲むには、いくつか注意しなければならない点があります。
すべての温泉が飲めるわけではない
すでにお話しましたが、飲泉設備のない温泉で温泉水を飲むことは避けてください。
温泉は自然の力によるもの。
各温泉によって成分は異なり、中には人体に害を与える成分が含まれている場合もあるのです。
安全性がきちんと立証され、飲泉が推奨されている温泉地で飲む、もしくは飲料用として販売されているものを飲むようにしましょう。
飲むときはここから!
販売されているものではなく直接汲んで飲む場合、
温泉水の変質や衛生面の観点から、溜まった温泉よりも源泉の湧きだし口や注ぎ口から出てきた温泉を飲むようにしましょう。
コップなどを用意していない飲泉地もありますので、あらかじめコップや容器を用意しておくのもいいですね。
効果的な飲み方
温泉水を飲むのにふさわしいとされているのは、
食前30分~1時間前
または
空腹時
が望ましいと言われています。
内臓への浸透がよく、より効果が高まるそうですよ。
また、飲む量にも注意が必要です。
一回の量はコップ一杯を目安に。
一日に飲む量は多くても1リットルを超えないようにしましょう。
お腹の弱い人はもう少し少な目のほうがいいかもしれません。
飲み始めは自分で加減しながら少しずつ体に慣らしたほうがいいかもしれません。
最初のうちは味や臭いに抵抗を感じる人も多いかもしれませんが、天然水などで割って飲むと飲みやすくなりますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
飲む温泉水の魅力が伝わりましたか?
今回のポイントは以下の3つ。
温泉水は飲泉設備のある所で飲む
温泉水の成分を確認
温泉水は女性にうれしい効果だらけ
衛生面や保存のしやすさから、直接汲んだものよりもペットボトルなどで販売されているもののほうが便利ですね。
飲むだけではなく、料理などに利用して日常的に温泉水を取り入れるのもいいでしょう。
また飲むだけでなく温泉水はお肌に塗るのも効果的!
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