目の下のクマと肝臓には密接な関係とは?
あらゆる改善策を試したのに、目の下のクマが一向によくならない。
という方は、もしかすると「肝臓」に問題があるのかもしれません。
やっかいなのは、肝臓のダメージを感覚として感じないという点です。
痛みを感じない臓器なので「沈黙の臓器」とも呼ばれています。
肝臓と目の下のクマの意外な深い関係をみていくことにしましょう。
クマ改善の思いがけいヒントになるかも知れません。
この記事の目次
目の下のクマと肝臓の関係1:肝臓の機能低下で「血液が青黒くなる」
肝臓は摂取された食品などに含まれる毒物を無毒化したり、食品が体に吸収されやすいような形を変える働きもしてくれます。
「浄化槽」として機能しているんですね。
古くなった赤血球の分解も担い、肝臓に蓄えられている鉄分は、新たな赤血球の材料になっています。
ここで肝臓の機能が低下してしまうと?
老廃物が処理しきれず、血液を汚していきます。
さらに、血液の赤い色を作っているヘモグロビンの量が減り、古い赤血球はどんどん劣化。
血液がどす黒くなっていくんです。
こうして変色した血液が皮膚の薄いまぶたから透けて見えることで、クマが一層、気になるようになります。
目の下のクマと肝臓の関係2:お肌代謝が下がり「クマを目立たせるくすみも出る」
栄養が不足した汚れた血液では、十分なエネルギーをお肌細胞に与えることはできません。
するとお肌の荒れ、乾燥肌などに繋がり、ゴワゴワとし最終的には「くすみ」が気になるようになります。
目の下のクマを一層目立つものにしてしまうんです。
お肌代謝が下がった状態なので、お肌の生まれ変わりがうまくできず、メラニンの沈着を原因とする「茶クマ」が思うように治りません。
全身の代謝が下がった状態でもあるので、「青クマ」の原因にもなります。
目の下のクマと肝臓の関係3:肝臓の機能低下が「むくみを招く」
肝臓ではアルブミンというタンパク質を作っています。
このアルブミンは、水分を血管内に保持する役割を果たしていて、これによりサラサラとした血液が維持されています。
肝臓の機能が低下しアルブミンの量が減ってしまえば、血中に水分を留めることができず、水分は細胞間にしみ出します。
こうして染み出た水分が「むくみ」となって、顔回り、まぶたなどにも生じ、たるみ→たるみによる影が原因の「黒クマ」を助長してしまうんです。
治らないクマの原因は肝臓にアリ?!肝臓の元気度チェック!
肝臓とクマには深い関係があるんですね。
肝臓の健康が、目の下のクマの改善には大切!
と言うことは分かっても、痛みや不調を感じにくい肝臓だからそこ、「私の場合、本当に肝臓がクマの原因なの?」と疑問ですよね。
ということで、肝臓の元気度をチェックして行きましょう。
以下の項目に当てはまるほど、肝臓が弱っていて、腎臓の機能もまた低下している可能性があります。
・足の裏の真ん中付近を押すと痛い
・またはしこりのようなものがある
・生活リズムが不規則
・睡眠時間・食事の時間などが不規則
・スナック菓子、揚げ物を良く食べる
・スイーツがやめられない
・加工食品・炭酸飲料などが好き
・濃い味付けのものが好き
・運動不足
・お酒をよくのむ
・野菜、果物・海藻、キノコ類、大豆製品の摂取不足
・尿が黄色い
・顔色が黄色い
・手の平や足の裏、爪の色が黄色っぽい
・目が疲れやすい
・爪に縦線が見える
・足の中指が足裏側に曲がっている
・便秘
今日から実践!脱・肝臓ダメージ生活習慣
上記の項目に当てはまる点が多かったかた、又は、その傾向があるかたは、生活習慣を少し見直していきましょう。
肝臓に優しい生活を心掛け、更なる目の下のクマの悪化を食い止めることが大切です。
食事を見直す
解毒処理が大変で肝臓に負担をかける
砂糖類
乳製品
お肉
精製したもの
加工食品
過剰な塩分
は避けていきましょう。
その上で、肝臓の回復には以下の栄養素のバランスが重要になるとされています。
必須アミノ酸が大切
肝臓機能の回復・予防にあたり、たんぱく質の「摂取量」より、「質」が大切とされています。
とくにタンパク質の1種である「必須アミノ酸」を十分に摂取することが大切なのだとか。
必須アミノ酸をバランス良く含む度合いを数値化した、アミノ酸スコアを役立てて献立を作っていきたいですね。
100に近い程バランスがよくなります。
ビタミン不足に要注意
肝臓でアルコールやタバコなどの有害物質を解毒するさいに、大量のビタミンB群、ビタミンCが消費されます。
ちなみにタバコ1本の喫煙で、ビタミンCを25mg、1箱で500mgも消耗するのだとか。
厚生労働省が推奨している1日のビタミンC摂取量の100mgを遙かに越えています。
アルコール習慣やタバコ習慣がある方は、ビタミン類に関しては「通常の3倍を摂取する!」位の覚悟が必要かもしれません。
鉄分の摂り過ぎに注意
一見、健康にとてもよさそうに思える鉄分ですが、摂り過ぎると肝機能を低下させることが分かっています。
サプリメントを摂取する際には、1日の上限に気を付け、お酒の飲みすぎを自覚しているなど、肝機能が気になる方は控えるようにした方がよいでしょう。
食後の一工夫
「食後に体をやすめると牛になる」なんて言われていた時代もありますが、今や考えかたも変わりつつあります。
食後10~15分、体を休めてあげることで、肝臓に血液が集まり効率的に働いてくれるとされています。
食前・食後の
運動
お風呂に入る
などの行為は、血液量を半分以下にするようなので避けたいところです。
まとめ
治らない目の下のクマは、肝臓の機能低下が原因なのかもしれません。
目の下のクマを解消するべく肝臓美人を目指して、今日から肝臓に優しい生活習慣を取り入れてみて下さいね。
また、乾燥も目の下のクマの原因の一つ。
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