【舌回し運動】ほうれい線対策に効果的なおすすめトレーニングまとめ
見た目年齢を左右するほうれい線。
いつのまにかくっきりと出来てしまったこのシワのせいで、
実年齢より老けて見える
急に老け込んだ
とお悩みの女性は少なくないでしょう。
今回はこのほうれい線対策にぴったりのトレーニング法を紹介します。
ほうれい線はシワじゃない!
まず、多くの人が陥っている誤解を解きましょう。
実は、ほうれい線はシワではないのです。
よって、ほうれい線に対してコラーゲンを使用するような通常のシワケアを行っても大きな効果は見られません。
ではほうれい線とはなんなのでしょうか?
ほうれい線とは
ほうれい線とは鼻から口元にかけてできる線のことです。
普通のシワは真皮のコラーゲン線維とそれを繋ぎとめるエラスチン線維が痛むことによってできるものですが、
ほうれい線は少し違います。
ほうれい線とはずばり、頬のたるみの境界線。
頬は顔の中でも脂肪が多く厚い部位ですが、その脂肪を取り囲み支える線維は加齢によって衰えていきます。
衰え緩んだ繊維は脂肪を支えきれなくなり、結果として頬はたるんでしまいます。
歳をとると頬の脂肪が減ってハリがなくなってしまうのも、要因の一つと言えますね。
ほうれい線ができる原因
ほうれい線ができるのは前述のとおり加齢が最も大きな原因ですが、それ以外にも細かい要因はいくつかあります。
その代表的なものは、普段の表情。
普段から口元が緩んでいたり
口を半開きにしてだらんとした表情
をしていると、口の周りの筋肉も緩んでしまいます。
口周りの筋肉がしっかり引き締まっていると頬もたるみにくいですし、なにより顔が締まって見えることで若々しく見られます。
ほかにも、
表情の癖
噛み癖
咀嚼の少ない食事
など細かい原因は多々ありますが、
全てに共通するのは表情筋。
表情を作るために顔面についている筋肉ですね。
筋肉は使わないと衰えていくもの。
表情をつくる筋肉も同様なのです。
老化による頬のたるみはある程度防ぐことはできませんが、表情筋の衰えは日常の習慣を意識することで改善でき、
ほうれい線を予防することにつながります。
ほうれい線対策に効果的なのは?
ほうれい線は普通のシワと出来る仕組みそのものが異なります。
そのためほうれい線の根は深く、セルフケアではなかなか消すことはできません。
中には間違ったケアもあるので、まずはそちらの紹介をしますね。
やってしまいがちなNGケア
皮膚を強く引っ張る行為はほうれい線のケア方法としては最も間違ったもの。
ほうれい線ケアとして有名なマッサージや表情筋エクササイズでも、手で顔をこするようなものはNGです。
最近では造顔マッサージや小顔マッサージなどさまざまなマッサージが人気ですが、
むやみに手で強くマッサージをしてしまうと、ほうれい線だけではなくシワにも逆効果になりかねません。
紙でも段ボールでも、何度も同じところを繰り返し折るとその部分が細く薄くなってしまいますよね?
最悪の場合は千切れてしまうこともあります。
それは顔でも同じこと。
何度も同じところを強くマッサージすることで組織を余計に痛めてしまうのです。
洗濯物のシワならパンパン引っ張れば伸びますが、人間の皮膚はそうはいかないというわけです。
効果的なのはこれ!
日常的に行えて最も効果が高いのは、口元を意識すること。
きりっとした表情と引き締まった口元を意識するだけでも表情筋は鍛えられます。
テレビを見ている時
スマホを見ている時
雑誌を読んでいる時
気付かないうちにだらしない表情をしてしまいがちな時こそ、口元を引き締めて口角を少し上げ、凛々しい表情を保つようにしてみましょう。
また、手で顔面をこすらない表情筋エクササイズも効果的です。
一日の終わりに継続して行えば、予防と改善の両方に効果があるでしょう。
おすすめの表情筋エクササイズはペットボトルを使ったのもの。
①ペットボトルに水を少量入れる。
②ペットボトルの口を咥える。
③歯を使わず唇だけで持ち上げる。
そのまま10秒キープし、3セット。
慣れてきたら少しずつ水を増やしてくださいね。
気になるフェイスラインや顎、口元をすっきりさせる効果があります。
この運動で顎が痛くなってしまう人
思いついた瞬間に手軽に運動をしたい人
もっと即効性が欲しい人
そんな人たちのために、次はほうれい線にダイレクトに働きかける、さらに効果的なエクササイズを紹介します!
ほうれい線には舌回し運動!
それは舌回し運動です!
一時期とても話題になりましたね。
触発されてやってみたけど、意外に難しい・辛くて続けられなかった、という人も少なくないのではないでしょうか。
しかしこの舌回し運動、なかなか侮れないのです!
なぜ舌回し?
筋肉には
遅筋
速筋
の2つがあるのをご存知ですか?
筋肉は伸び縮みすることによって動くものですが、
遅筋はその縮む速度が遅いもの、
速いもののことは速筋といいます。
大きな負荷をかけて瞬間的にパワーを出す筋トレをして効果が表れるのは速筋で、瞬発力に優れた筋肉です。
大きな力を出すのに優れていますがスタミナはあまりありません。
反して遅筋は小さな力を長時間出し続けるのに向いている筋肉で、筋トレなどではあまり鍛えることはできません。
鍛えるには少ない負荷でゆっくり、時間をかけてトレーニングする必要があります。
通常、遅筋と速筋の割合は50:50ですが、表情筋は例外で90%が遅筋です。
そして、それぞれの筋肉は細く薄くて、全てつながっています。
この遅筋を正しく鍛えることができれば口周りがすっきりとし、血行もよくなるのでむくみにも効果的。
さらには二重顎の改善、噛み合わせの改善とそれによる顔のゆがみの改善などうれしい効果がたくさんあります!
舌回し運動はそれほど負荷も大きくなくじっくり長く続けることができるため、遅筋を鍛えるエクササイズとして最適です。
ほうれい線にダイレクトに作用するため、即効性も期待できますね。
やり方
具体的なやり方は以下の通り。
とっても簡単です。
参考動画:宝田式舌回しエクササイズ
1、唇を閉じて、舌先を唇と前歯の間に出します。
2、舌先を前歯の上から左斜め上、下前歯の前と、ぐるりと1周回します。
この時、舌の動きに合わせて目もぐるりぐるりと回しましょう。
3、それを3回、ゆっくりと繰り返します。
4、反対回しも同様に3回です。
5、顎下などが疲れたら、しっかりとクールダウンしてください。
実際にやってみると、思いのほか辛いですね。
頬や顎のあたりがつーんとするように疲れます。
人によっては首や後頭部が痛む場合もあるでしょう。
これは顔の下半分の筋肉や、普段あまり使わない筋肉を使っている証拠です。
舌と同時に目を回すのは、眼輪筋という表情筋を鍛えるためです。
すでに説明のとおり、表情筋はすべてつながっています。
エクササイズ効果を高めつつバランスよく鍛えるため、顔の上部にある眼輪筋も同時に鍛えるようにしましょう。
目元がぱっちりしてクマにも効果的ですよ。
慣れてきたら少しずつ回数を増やしてみましょう!
さらにもうワンポイント!
うまく舌が回らない、ちゃんと舌を回せているかわからない、
という人は、両手の人差し指をほうれい線に沿わせ、そのまま舌回しを行ってみましょう。
人差し指に舌の感触が伝わってくればOK。
さらに、舌で人差し指を押し返すように意識すれば効果は倍増です。
イメージはアイロンがけですね。
ただし、無理やり引き上げるようにやってしまうとたるみの原因になりますし、力いっぱいすると疲れすぎてしまう場合もあります。
適度に力を緩めて行うようにしましょうね。
舌回し運動をするときの注意点
間違ったやり方では逆効果!
口コミなどを見ていると、
効果がない
逆にほうれい線が濃くなった
顔が大きくなってしまった
という意見を目にすることがあります。
これは間違った舌回し運動をしている、もしくは、ほうれい線の原因が表情筋にない場合に起こり得ることです。
まず、力を入れずに高速で舌を回しても効果は無しです。
前述のとおり、顔の表情筋は遅筋が大多数。
遅筋を鍛えるなら、適度な力でじっくりゆっくりエクササイズをすることが重要です。
舌回し運動で顔が大きくなったという人は、高速で舌を回して速筋を鍛えてしまった可能性があります。
加えて、速度が速くなれば舌を正しい位置で回すこともできなくなるため、顔にゆがみが生じる場合もあります。
顔のバランスが変わるため、顔が大きく見えたりほうれい線が濃く見えてしまう、片方のほうれい線だけ目立ってしまうという可能性もありますね。
また、自分のほうれい線の原因が何かを見極めることも重要です。
舌回しエクササイズが効果を発揮するのは、表情筋の衰えによるほうれい線のみです。
加齢によって頬の脂肪が減り、ハリが失われたことによってできてしまったほうれい線にはあまり効果がありません。
むしろ、頬の脂肪が薄い人がやると、筋肉の筋が目立って見えるようになり、ほうれい線が目立ってしまう場合もあります。
同様に、脂肪を支える線維の衰えや乾燥による深シワにも望むような効果は得られないでしょう。
口内炎ができてしまっているときは?
舌回し運動を習慣的に行っている人は、高確率である悩みを抱えています。
それは口内炎。
常に舌の同じ部分が歯に触れることで、徐々に舌が傷ついて炎症を起こしてしまうのです。
一度口内炎が出来てしまうと舌回しはもちろん、食事でも苦労するようになってしまいますよね。
せっかく治っても舌回しを再開すればまた同じところに口内炎が出来てしまい、癖のようになってしまう場合もあります。
舌が歯に当たりやすい人は、
なるべく当たらないように努力する
回数を控える
ようにしましょう。
どうしても当たってしまう場合は、マウスピースや口内用の軟膏などを塗って保護するといいでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はほうれい線に効果的な方法として、舌回し運動を紹介しました。
やってみると驚くほど疲れますよね。
普段使っていない筋肉が使われている証拠です!
あまり頑張りすぎると筋肉痛になってしまい、食事や会話まで大変になってしまうのでほどほどに。
ただし、舌回し運動が効果的なのは表情筋が衰えてしまった人だけ!
若い女性でほうれい線が目立つ場合は、表情筋の衰えによる場合が多いので予防と改善に大変効果的です。
口内炎に気を付けながら、毎日コツコツと続けるようにしましょう!
また舌回し運動以外にも日頃のスキンケアが大切です!
オールインワンゲルのメディプラスゲルがオススメ!
美容成分がたっぷり入ったメディプラスゲルでスキンケアするのがオススメですよ♪
セラミドやヒアルロン酸、コラーゲン以外にもプラセンタエキスなど有効成分がたっぷり入っているので
ほうれい線対策におすすめなスキンケアアイテムです♪
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ほうれい線が気になる、すっきりしたフェイスラインを手に入れたいという方は試してみてはいかがでしょうか?