ほうれい線対策でボトックス注射する?その効果や失敗のリスクは?
多くの女性を悩ませるほうれい線。
加齢とともに、
頬がたるむ
ほうれい線に覆いかぶさる
この過程で影が深くなりくっきりと目立つようになります。
そんなほうれい線を解消する手段のひとつとして、考えられるのがボトックス注射。
ボトックス注射の効果や失敗のリスクについてまとめました。
この記事の目次
ボトックス注射ってどんなもの?
ボトックス注射とは、食中毒の原因にもなるボツリヌス菌が持つ毒素のこと。
これを無毒化した成分を治療に使います。
ボトックス注射には、
筋肉のこわばり
緊張状態
を弱める作用があり、顔にある表情筋によるシワを目立たなくするのに効果的です。
ボトックス注射治療とは
ボツリヌス菌由来のボツリヌストキシンという成分を、シワの気になる部分へ注入する治療方法です。
アメリカでは年間160万人が利用し、日本ではシワの治療用としてアラガン社の「ボトックス注射・ビスタ(R)」が厚生労働省の認可を受けています。
さらに、
眼瞼けいれん
多汗症
の治療用としても認可を受けている治療法です。
ボトックス注射に期待できる効果とは
ボトックス注射治療は、主に
シワの軽減
小顔目的
で行われます。
ボトックス注射に期待できる効果について見ていきましょう。
シワを軽減できる
しわには大きく2種類があります。
ひとつは表情ジワと呼ばれるもので、
笑ったときの目尻や口もと
驚いたときの眉間のシワ
など表情によってできるシワのことです。
加齢に伴ってシワのクセが消えにくくなります。
もうひとつは固定ジワと呼ばれるもので、ほうれい線や首にできるシワのように加齢によって肌がたるんでできるシワです。
このうち、ボトックス注射は特に表情ジワに効果がある治療方法です。
表情じわは筋肉を動かすことによってできます。
ボトックス注射は筋肉を動かすときに分泌されるアセチルコリンという物質を抑え、筋肉の過剰な動きをやわらげる働きがあります。
小顔効果
エラボトックス注射と言われるほど、エラ張りの軽減によく使われるボトックス注射。
エラにある咬筋という筋肉は3層構造でとても分厚く、筋肉量が多いほど張り出してしまいます。
ここにボトックス注射を注射すると筋肉が萎縮して衰え、小顔効果が期待できるのです。
多汗症の治療にも使われる
多汗症
わきが
の人はタウリン汗腺が発達しています。
ボトックス注射を打つことで、タウリン汗腺で発汗を促すアセチルコリンの分泌を抑えられます。
このほかにも、ボトックス注射は、
まぶたのたるみ
下垂
口角アップ
ふくらはぎを細くする治療
などに使われます。
ボトックス注射治療の流れとは?
それでは、実際のボトックス注射治療の流れを見ていきましょう。
ボトックス注射を受ける流れ
1、問診表に記入・カウンセリング
まずは施術前にカウンセリングや問診を行うところがほとんどです。
自分の希望や心配な点をしっかりと伝えるようにしましょう。
この時点で覚悟が決まっていなくても、カウンセリングだけを受けることも可能ですよ。
2、施術
基本的には麻酔は打ちませんが、クリームを塗るなど局部麻酔に対応してくれるところもあります。
マーキングをしたら細い針で注射していきます。
施術自体は5分~10分程度で済み、痛みを感じることもほぼありません。
3、術後のケア
終わればすぐに帰宅でき、赤みや腫れなどの心配もほぼないため普段通りにメイクも可能です。
治療後3日ほどで効果が現れはじめ、1週間程度で実感できるようになります。
ボトックス注射の費用
シワ治療の場合は一部位で約2~5万円
小顔治療の場合は約10万円
程度になります。
美容目的の場合は一部の条件をのぞき保険適用外です。
1回打てば効果は3~4ヶ月ほど持続します。
ボトックス注射治療は年に何度か継続して行う必要があるものの、続けるうちに効果の持続時間も長くなってきます。
シワの改善に加えて、新しいシワができるのを予防する効果も期待できます。
ボトックス注射はほうれい線対策に効果ある?
ボトックス注射の効果や方法を見てきましたが、ボトックス注射はほうれい線には効果があるのでしょうか。
ほうれい線にはほとんど使われない
現在、ほうれい線にボトックス注射が使われることはほとんどありません。
ボトックス注射は筋肉を萎縮させ動かなくする治療法です。
目尻や眉間のシワのような表情ジワには効果的ですが、ほうれい線は固定じわであり、ボトックス注射を打つことで筋肉が引きつり歪んでしまう可能性があります。
そのため、多くの病院ではほうれい線のボトックス注射治療を推奨していないのです。
ただし、病院によっては症状に応じて治療をしてくれる場合もあるため、まずは一度相談してみることをおすすめします。
ボトックス注射で注意するポイント
シワの軽減や小顔効果が高いボトックス注射ですが、注意しなければならない点もあります。
信頼できる病院を選ぼう
ボトックス注射は医師の腕によって仕上がりが大きく左右されます。
個人の筋肉量やシワの深さによって、
ボトックス注射を打つ量
場所
深さ
を細かく変える必要があり、知識と経験が不可欠です。
治療を受けようと思ったら、信頼できる医師がいる病院かどうか、実際にボトックス注射を行った人の口コミを参考にきちんと調べるようにしましょう。
こわばりや引きつりが出る失敗のリスクも
ボトックス注射を打つ量や場所を見誤ると、筋肉が引きつってこわばり、うまく表情が作れず不自然になってしまう可能性があります。
事前のカウンセリングをしっかりと行い、心配であればごく少量から試してみましょう。
シワや小顔に有効なボトックス注射は失敗のリスクもある
ボトックス注射はシワの軽減や小顔に効果を発揮する治療方法ですが、同時に失敗のリスクも存在します。
メリットとデメリットを踏まえた上で治療を進めていくようにしましょう。
ほうれい線の悩みで乾燥が原因である場合は自宅でのスキンケアを見直してみましょう。
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