ビタミンC誘導体配合“ちふれ・美白化粧水VC”は効果がありそう?
美意識の高い女性の中で、ビタミンC誘導体は、
美肌
美白
共に強い味方であることはもはや常識ですね。
ビタミンC誘導体配合の化粧品を積極的に使用している人も少なくないでしょう。
そんな中、今回はプチプラメーカーでもあるちふれのビタミンC誘導体入り化粧水について調べてみました。
ちふれの「美白化粧水VC」
そんなちふれの美白&肌荒れ防止のための化粧水、「美白化粧水 VC」。
今回は有効成分としてビタミンC誘導体を配合しているこの商品に注目してみましょう!
「美白化粧水VC」の効果
ビタミンC誘導体の効果や配合成分により、この商品を使うことで以下のような効果が期待できます。
・お肌の老化防止
・コラーゲン生産の促進によってお肌にハリが生まれる
・皮脂抑制とコラーゲンによって毛穴が目立たなくなる
・シミの予防
・ニキビの炎症の軽減
・ニキビ跡の赤みなどの軽減
・肌荒れやニキビの防止
一本の化粧水としては十分すぎる効果ですね!
化粧水に迷ったときにはぜひこの商品を使ってほしいです!
おすすめの使い方
美白化粧品は予防的に使うものですので、紫外線の強い時期やシミが出来てしまってから慌てて使い始めては遅い場合があります。
一年を通して継続的に使用しましょう。
特にこの商品に配合されているビタミンC誘導体は刺激が少ない分作用も少ないため、毎日地道に使い続けることが大事です。
また、ビタミンC誘導体の種類に関わらず、美白は数日や数週間で結果がでるものではありません。
半年後、一年後を見据えて使用しましょうね。
おすすめの使い方はイオン導入。
イオン導入は医療現場でも行われている方法で、微弱電流を流して成分を皮膚に浸透させるものです。
わざわざ購入する必要はありませんが、ホームケア用のイオン導入器を持っている方は、ぜひ試してみてください。
商品の特徴
前述のとおり、この化粧水は
美白
肌荒れ防止
を目的とした化粧水であり、医薬部外品に分類されています。
医薬部外品とは厚生労働省が効果を認めた有効成分を配合したもの。
化粧品とは違い、効果がしっかりと約束されたものということです。
具体的には、有効成分であるビタミンC誘導体の力でシミやそばかすの発生を抑え、同じく有効成分であるグリチルリチン酸2Kによって肌荒れを防止します。
価格は180mlで800円。
なんと、詰め替え用も700円で販売しているため、こんなにお財布に優しい美白化粧水はもはや他にはないと言っていいでしょう!
もちろん、無香料無着色でノンアルコール。
お肌への刺激の少なさは折り紙付きですね。
それを裏付けるため、次は全配合成分をチェックします!
配合成分
というわけで、ちふれさんのHPで公開している成分情報をざっとまとめます。
有効成分:
・L-アスコルビン酸
・2-グルコシド
・グリチルリチン酸2K
保湿剤:
・DPG
・ジグリセリン
・1,2-ペンタンジオール
・濃グリセリン
・セリン
・BG
・トレハロース液
・ヒアルロン酸ナトリウム(2)
・ローカストビーンガム
・グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル
油性エモリエント成分:
・N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)
・トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル
可溶化剤:
・ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
乳化材:
トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、
ポリオキシエチレンセチルエーテル
pH調整剤:
・水酸化K
・クエン酸Na
・クエン酸
防腐剤:
メチルパラベン
フェノキシエタノール
プロピルパラベン
キレート剤:
・EDTA-2Na
成分の酸化防止剤:
・天然ビタミンE
基剤:
・精製水
思いのほかたくさんの成分で構成されていますね。
しかし、どれも必要なものを必要な分だけ。
こうして全成分を見てみると、比較的刺激の少ない成分でできていることもわかります。
可溶化剤及び乳化剤として合成界面活性剤が使用されていますが、これらはどれも刺激の少ないものですので神経質になる必要はないでしょう。
唯一気になる点を挙げるとすれば、保湿剤として使用されているDPGでしょうか。
これは人によっては目や肌に刺激を感じることがある成分で、とくに目にしみるという報告が多いようです。
使用する時は目に入らないように気を付けたほうがいいですね。
ビタミンC誘導体の効果
補足としてビタミンC誘導体の効果についてご紹介します。
そもそもビタミンC誘導体というのは、肌への浸透が悪い水溶性のビタミンCに脂溶性のものをくっつけて肌に浸透しやすい形にしたものです。
通常、お肌に入った後はこのくっつけたものが外れてビタミンC誘導体はただのビタミンCに戻り、お肌に作用します。
ビタミンCは
コラーゲン生産の促進
抗酸化作用
抗炎症作用
シミの元になるチロシナーゼの抑制
皮脂分泌抑制
などの作用を持ち、
シミやくすみを抑えながらニキビなどの炎症を抑え、美白だけではなく美肌をかなえてくれる成分なのです。
「美白化粧水 VC」に配合されているビタミンC誘導体は
L-アスコルビン酸
2-グルコシド
これは別名アスコルビン酸グルコシドといいます。
アスコルビン酸グルコシドはビタミンCにグルコースをくっつけたもので(アスコルビン酸はビタミンCの別名です)、
他の多くのビタミンCとは異なり水溶性で、グルコシド基はお肌に入っても外れないと言われています。
よって、ビタミンCとしての作用は弱いのではないかという見方がありますが、
逆を言えば、お肌が敏感の人や本来脂溶性のものを避けなければならない脂性肌の人にはピッタリの成分ともいえます。
もちろん、ビタミンC誘導体初心者の方や、初めてだから不安、という方が様子見に使用してみるのもいいですね。
特に異常が出ないのを確認してから別の作用の強いビタミンC誘導体配合の商品へ移行する、という方法もあります。
値段を考えても難しくない使い方ですね。
ちふれってどんなメーカー?
商品の紹介をしてきましたが、ちふれの会社についても紹介していきます。
その会社のコンセプトや理念をしっかり確認することは化粧品の成分を調べることと同じくらい大切ですよ。
ちふれは1947年創業。
当時の名前はアゼリア薬品工業株式会社。
当初は訪問販売を主な事業としていましたが、1962年に初めて100円化粧品を製造・販売しました。
現在では100均化粧品はかなりメジャーですが、驚くことにちふれは今から50年以上前に100円化粧品を生み出していたのです!
しかし、当時はとても珍しかったのでしょう。
なんと、100円化粧品は「安すぎて」という、現在では理解不能な理由で売れませんでした。
しかし、その後大手メーカーとの品質に差は無しという評価を得、全国地域婦人団体連絡協議会(地婦連)と提携してちふれ化粧品が誕生しました。
ちふれとは、地婦連からきた言葉なのですね。
ちふれ化粧品は当初から消費者の品質への疑念を払うため、全成分の構成や内容を公開し、広告宣伝を極力抑えることで低価格を実現してきました。
その姿勢は今も変わらず、ちふれは
高品質適正価格
積極的な情報開示
環境対策
の3つを掲げ、きれいになりたいすべての女性を応援する会社として存続しています。
ちふれの商品の特徴
ちふれ化粧品の特徴といえば上記の低価格や義務化される以前からの全成分開示です。
それ以外だとスキンケアはすべて無着色無香料であるというところでしょうか。
無添加という言葉自体は使っていません。
しかし、必要な成分を必要なだけ使用するというモノづくりの仕方に加え、シンプルで分かりやすい包装容器は人と環境へのやさしさを表しているようですね。
また、商品のラインナップがとてもシンプルなのも特徴として挙げることができるでしょう。
肌悩みと肌質に合った商品を選ぶだけで煩雑さは一切なし。
自分が買うべき商品がすぐにわかることは一つの魅力ですよね。
まとめ
今回はちふれ化粧品の「美白化粧水VC」について、その効果などをまとめてみました。
ちふれの理念にある通り、必要な成分を必要な分だけ配合していてとても肌に優しい商品です。
同時に、ビタミンC誘導体としての力はすこし物足りないと感じるかもしれません。
しかし、敏感肌や脂性肌の人にはぜひおすすめしたい商品です。
さらに効果の強いビタミンC誘導体体入り化粧水を購入するのは、
この商品を使ってビタミンC誘導体と自分の肌の相性を確認してからでも遅くないとは思います。
プチプラですので、気になる人はぜひ一度ためしてみてくださいね。